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Channel: 杉並トーマスの徒然日記
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「それでも生きていく-地下鉄サリン事件被害者手記集」

地下鉄サリン事件被害者の会編「それでも生きていく-地下鉄サリン事件被害者手記集」読了。 先日、地下鉄サリン事件23年目の集いに出席し、改めて事件について興味がわき、本書を読みました。 かつて、村上春樹の「アンダーグラウンド」を読みましたが、それに近い、被害者や被害者家族の生々しい手記集です。...

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「朝鮮半島の核危機 対話による解決は可能か」シンポジウム

3月31日(土)、早稲田大学にて「朝鮮半島の核危機 対話による解決は可能か」シンポジウムに参加。韓国平昌オリンピック前、突然に北朝鮮が韓国に歩み寄り、統一チーム結成、金正恩の妹、与正氏の訪韓、南北高官の会談、そして南北首脳会談の決定、おまけに米朝首脳会談も5月中に行われることになり、朝鮮半島情勢が動き出しました。...

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映画「ペンタゴン・ペーパー」

スピルバーグ監督のアメリカ映画「ペンタゴン・ペーパー」鑑賞。 ウォーターゲート事件直前にあったアメリカのベトナム政策に関する極秘文書、ペンタゴン・ペーパーの漏えいと、それを掲載する新聞社の気骨を描いた、見ごたえある作品。 メルリ・ストリーブがワシントン・ポスト社の社主、トム・ハンクスが編集責任者の役を演じ、魅力ある作品に仕上がっています。...

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映画「エタニティ」、「婚約者の友人」

4月7日(土)、ギンレイホールにてヨーロッパ映画二題鑑賞。 フランス映画「エタニティ 永遠の花たちへ」は、19世紀末から20世紀にかけて、フランス貴族の3代の女性たちの生きざまを華麗に描いた作品。貴族社会がいまだに華やかさを保っていたころのフランスを舞台に、貴族に生まれた女性が結婚し、子供をたくさん産み、夫や子供を病気や戦争で失う悲しみを味わいながらも、静かに生きていくさまを描いた女性讃歌の物語。...

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韓国映画「ミッドナイト・ランナー」

4月8日(日)シネマート新宿で韓国映画「ミッドナイト・ランナー」鑑賞。 韓国映画の娯楽作品は非常に完成度が高く、最近は毎週何らかの韓国映画を観ているような感じ。「ミッドナイト・ランナー」も楽しませてくれました。...

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映画「女は二度決断する」

先週土曜日、ドイツ映画「女は二度決断する」を新宿武蔵野館で鑑賞。 「女神の見えざる手」はジェシカ・ジャステインのワンマンショウ的な映画でしたが、この作品はドイツの女優、ダイアン・クルーガーの独り舞台。...

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映画「ダンガル きっとつよくなる」

4月15日の日曜日、日比谷のシネマシャンティにてインド映画「ダンガルきっと強くなる」を妻と鑑賞。 妻が見たいというので鑑賞したのですが、同じくアーミル・カーンが主演した「きっとうまくいく」をもじったタイトルでもあり、また日本公開されるインド映画にははずれがないことから楽しみにしていきました。今回の「ダンガル」はスポーツ根性もの。中身はやはりはずれがありませんでした。...

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石牟礼道子氏を送る会

4月15日の日曜日、映画「ダンガル」を持た後、有楽町駅の反対側、朝日ホールにて石牟礼道子氏を送る会に出席。ホールはすでにいっぱいで、別室にてモニターで講演者のお話を聞く。...

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映画「タクシー運転手~約束は海を越えて」

しばらくブログに書きこまなかったので、今日まとめて書きます。 一週間前の土曜日、4月21日にシネマート新宿で、韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて」鑑賞。未だ韓国が軍事政権だったことの1980年、時の大統領はクーデターで実権を握った全斗煥。いわゆる「光州事件」を題材にした実話に基づく映画で、今のところは今年の韓国映画では出色の作品。...

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映画「心と体と」

4月28日の土曜日、新宿シネマカリテにて、ハンガリー映画「心と体と」鑑賞。 ハンガリー映画自体、ほとんど日本で公開されることがありませんが、この作品はベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞したということで、日本公開が実現したのでしょう。確かに地味な映画で、興行的にはヒットが難しい映画ですが、東欧の習俗を知る意味では価値があります。...

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日本映画「明治天皇と日露大戦争」

4月29日の日曜日、フィルムセンターあらため国立映画アーカイブにて「明治天皇と日露大戦争」鑑賞。 「映画にみる明治の日本」と題した企画上映が行われており、1957年製作の当時の大作。...

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読書日記

石牟礼道子さんの死去と地下鉄サリン事件23年目の集いへの参加、そして志布志事件という冤罪事件を知ったことから、ここ3カ月ほどは小説はほとんど読んでおらず、水俣病関係、オウム事件関係、志布志事件と冤罪関係のノンフィクションを読む毎日。 志布志事件関係では、朝日新聞取材班の「虚罪ードキュメント志布志事件」...

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長い黄金週間の終わりに

長い休みもあと一日だけとなりました。 5月2日(水)~3日(木)は 5年前に一度行ったことがある山梨塩山の裂石温泉雲峰荘へ夫婦旅行。とにかく近くて安くて温泉がよくて、しかも食事がおいしいという、四拍子揃った手軽な温泉。東京に新宿以西に住んでいる人間にとってはロケーションが最高によく、車がない我が家でも手軽に行けます。...

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映画「ある殺し屋」

本日は角川映画新宿にて日本映画「ある殺し屋」鑑賞。1967年製作の大映作品で、主演は市川雷蔵。市川雷蔵は時代劇にもたくさん出ていたようですが、現代劇の方が魅力的。特にこの映画でのニヒルな殺し屋役は雷蔵の真骨頂。戦争でパイロット仲間をたくさんなくした男は、小料理屋を営む傍ら、殺しを請け負っている。必殺仕置き人の梅安と同じような、但しこちらは一匹狼だが。脇を固めるのが野川由美子と、今はなき成田美樹男と小...

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映画「ノクターナル・アニマルズ」

5月6日、日曜日、ギンレイホールにてアメリカ映画「ノクターナル・アニマルズ」鑑賞。まったく期待していなかった分、意外に楽しめました。...

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映画「モリーズ・ゲーム」

5月12日(土)、新宿TOHOにてアメリカ映画「モリーズ・ゲーム」鑑賞。私の好きなジェシカ・ジャスティンが、「女神の見えざる手」に続く知的で男勝りの役回りで登場する作品。非常に期待して観に行ったのですが、女神・・があまりにも傑作だったことから、満足度は60%程度。...

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映画「名もなき野良犬の輪舞」

韓国映画「名もなき野良犬の輪舞」を5月13日(日)新宿武蔵野館で鑑賞。韓国映画というと、シネマート新宿が老舗で、韓国映画ファンとしてシネマート新宿に通い続けていますが、久しぶりに武蔵野館での韓国映画。武蔵野興業の株主優待券を利用して鑑賞しました。...

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映画「はじまりのボーイミーツガール」

5月19日(土)、ギンレイホールにてフランス映画「はじまりのボーイミーツガール 」鑑賞。 12歳なので、日本でいえば小学校の6年生ぐらいの少年・少女の淡い恋物語。 ビクトールは成績の悪い12歳の少年。クラスで一番成績がよく、きれいな少女に恋をする。少女も少年に好意を寄せるが、少女は目の病気を抱え、近い将来失明のリスクもある身の上。...

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映画「孤老の血」

5月20日(日)は、午前中新宿バルトナインにて日本映画「孤老の血」鑑賞。 原作は私の好きな柚木裕子で、半年ほど前に読んでいましたが、これまでの柚木作品にはない、広島を舞台にした暴力描写満載の小説でした。柚木さんは、実は「仁義なき戦い」などのやくざ映画ファンで、ついに小説を書いてしまいました。 舞台は広島県の呉原という街ですが、呉市を思い浮かべればよいでしょう。...

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行政裁判判決

2014年2月に私が住む地域で事業決定された都市計画の事業認可取消訴訟を提起し、本日その判決がありました。32名の原告と多くの支援者が4年以上にわたり訴訟対応をしてまいりましたが、残念ながら敗訴となりました。裁判の原告となること(もちろん被告になることも含め)は初めてで、行政裁判ということで、素人である私などは、ほとんど役にも立たなかったのですが、本日の判決では、裁判長が一言、「原告の訴えを棄却する...

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