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Channel: 杉並トーマスの徒然日記
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映画「ラビング 愛という名前のふたり」「ムーンライト」

アメリカ映画二題「ラビング 愛という名前のふたり」と「ムーンライト」を19日の土曜日、飯田橋ギンレイホールにて鑑賞。 いずれの映画もアメリカの黒人を扱った映画で、特に「ムーンライト」はアケデミー作品賞に輝いた作品ということで、ギンレイホールは満員状態でした。 「ラビング...

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柚木裕子「あしたの君へ」、東野圭吾「人魚の眠る家」

最近めっきり本を読まなくなってしまった。図書館に行って物色し、借りてくるものの、読まないで返すケースが多い。年を取ったせいか、集中して読めなくなっている傾向があります。読むのは小説なのですが、最初はどの本もストーリーがわからないので、読みにくいものですが、それを超えてしまえば、だんだんストーリーも読めてきて、すいすい言ったのですが、最近はその峠を越えることがままならないのが現実。まったく情けないしだ...

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映画「エルELLE」、「隠された時間」

週末は2本の映画鑑賞。一本は是非見たかったフランス映画「エル ELLE」。しかし、期待が大きすぎると、やはりよくありません。監督のポール・ヴァーホーヴェンは、「氷の微笑」の印象が非常に強く、また奇抜なサスペンスを見せてくれるのかと期待しすぎたかもしれません。確かにサスペンス映画としてはまずまずなのでしょうが、主人公を演じるイザベル・ユベールがあまりにもかわいそう。...

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朝井まかて「御松茸騒動」

久しぶりに朝井まかて作品、「御松茸騒動」読了。朝井まかてというと、直木賞受賞作「恋歌」に強い印象が強かったため、その後何冊か読んでおり、どの作品も水準以上の作品を書く女流歴史小説作家が定着しています。ただ、今回読んだ「御松茸騒動」は、紀伊の吉宗に将軍後継を奪われた尾張藩の殿さまの件は出てきますが、松茸を素材にしてしまったせいか、インパクトに欠ける作品のような印象でした。...

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映画「FLU運命の36時間」、「台北ストーリー」、タレンタイム」

先週木曜日夜は、四谷三丁目にある韓国文化院で「FLU運命の36時間」を鑑賞。この文化院では、韓国映画の無料上映会がシリーズで行われており、毎回申し込んで、今回は抽選に当たりました。過去にも何回か見ていますが、逆に抽選で当たっても観に行かないことが多く、申し訳なく思っている次第。いずれにせよ、私が好きな韓国映画を只で観れるのは魅力です。...

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映画「LUCK-KEY/ラッキー」

3日の日曜日にシネマート新宿にて韓国映画「LUCK-KEY/ラッキー」鑑賞。この映画は、麻井みよこ原作を数年前に日本の内田けんじ監督が映画化し、さらに韓国で再映画化した作品。日本の作品も見て面白かったのですが、韓国版のほうがさらに数段面白い作品に仕上がっていました。...

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2017年9月東北旅行記

今年二回目のJR東大人の休日クラブパスを利用した東北旅行に、9月7日(木)~10日(日)まで行ってきました。毎度のことながら、3日間は妻と一緒で、最後の一拍は一人旅。田沢湖で一緒になった女性一人旅の方に話したら、笑って「現地解散ですか」と言われました。私は特に拒否しているわけではありませんが、妻は猫が心配で2日間が限度、という事情によります。...

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浅田次郎「獅子吼」

久々に浅田次郎の小説を読む。「獅子吼」は表題作以下全6作の短編集。稀代のストーリーテラーの真骨頂がこの作品でも健在。 表題作「獅子吼」は、戦時中の動物園のライオンと元飼育係で、現在は兵隊になった若者の話。兵隊の食事の残飯を飼育していたライオンに食わせていたことが分かり、上官に自らの中で殺せと命じられる。しかし、先輩の兵士もやはり飼育係で・・・・。ライオンの立場からの描写もあり秀逸な作品。...

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重松清「ロング・ロング・アゴー」

久しぶりに重松清の作品「ロング・ロング・アゴー」を読む。相変わらず、青少年ものを書かせたらこの人の右に出る人はいないと再認識。青少年を主人公にした短編六篇が収録された作品。...

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映画四題

三連休でしたが、日本列島は台風18号が縦断し、雨模様。結局映画を4本観て終わりの連休でした。 昨日の日曜日は、ギンレイホールにて「マイ・ビューティフル・ガーデン」と「未来よ こんにちは」を鑑賞。...

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唯川恵「一瞬でいい」

久しぶりに唯川恵作品「一瞬でいい」読了。唯川作品は、相変わらず読みやすさが抜群で、かなりの長編ですが、短期間で読むことができました。ストーリーも単純で心地よく読めました。 軽井沢で出会った18歳の高校生が浅間山登山を行い、不幸にも一人が事故で亡くなったという一瞬の出来事と、後の32年間、生き残った3人の人生を語る形式で物語が進行します。...

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映画「ワンダーウーマン」、「ひかりのたび」

昨日は、全く趣きの異なる映画二題鑑賞。...

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唯川恵「手のひらの砂漠」

唯川恵の「手のひらの砂漠」読了。 夫の暴力に1年以上耐え、殺されそうなまでの暴力を受けている一瞬のすきに身一つで逃げ出して、シェルターやステップハウスを経由して農園に避難。その後も夫に追いかけられ、周りの同じような境遇の女性たちに助けられながら、なんとか居場所を見つけていく女性の姿を負った小説。...

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村上春樹「女のいない男たち」

村上春樹作品は今まであまり興味がなく、地下鉄サリン事件の被害者を負ったドキュメンタリー作品「アンダーグラウンド」を読んだだけ。今回、妻が捨てようとした「女のいない男たち」を読んでみました。 表題作ほか全6篇の短編集ですが、意外と読みやすく、すらすら読めたため、村上作品についての認識を改めました。...

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映画「サーミの血」「午後8時の訪問者」「

先週末の映画三題プレビュー。 土曜日午前中は武蔵野館にて「サーミの血」鑑賞。1930年代のスエーデンが舞台。北欧先進国でも先住民族がいて、彼らに対する差別があったことを初めて知る。 サーミ人はスカンジナビア半島北部、ラップランドに居住する先住民族。アメリカインディアン、北海道のアイヌ民族と同じ立場でしょうか。...

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唯川恵「病む月」

唯川恵の短編「病む月」読了。金沢を舞台にした、すべて女性を主人公とした全10篇の短編ですが、金沢の街並みや四季、周辺の山々が目に浮かんでくるような小説、そして描かれる人間模様はどれも秀逸。 最初の「いやな女」でまず度肝を抜かれました。人間関係は、自分か嫌いに思って接している人は、同じように嫌っているといわれますが、これを地で行くような作品。...

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映画「ドリーム」、「バルトの楽園」

本日の日曜日は、まずTOHOシネマ新宿にてアメリカ映画「ドリーム」鑑賞。1960年代初め、アメリカとソ連は激しい宇宙開発競争を繰り広げていましたが、先行したのは何とソ連。人工衛星と有人飛行のいずれも先を越され、アメリカとしては相当のショックを受けたことが知られています。そんな時代に、NASAで黒人女性たちが活躍していたなどとは夢にも知りませんでしたが、これがなんと事実のようです。...

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映画「パトリオット・デイ」「ハクソー・リッジ」「あなた、そこにいてくれますか」

週末は雨模様の肌寒い天気が続きました。例によって映画中心の生活でした。 土曜日はギンレイホールにてアメリカ映画「パトリオット・デイ」と「ハクソー・リッジ」鑑賞。 いずれも実話をもとにした作品で、見ごたえ十分。ただし、非常にR12指定が示す通り、衝撃的な場面が映し出される映画でした。...

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映画「ミックス」

新宿TOHOにて、映画「ミックス」鑑賞。...

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唯川恵「愛に似たもの」

ここのところ集中して読んでいる唯川恵作品。今回は短編集「愛に似たもの」読了。 表題の作品があるわけではなく、愛に似たようなもので、実は愛ではないものしか経験にない女性を主人公にした作品が8篇。...

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